ククリにより痛手を受けたアイラたち。しかし、痛手を被ったのは夢魔も同様であった。 立場が危うくなっていた夢魔(むま)は、旧知である魔界研究所の飯綱(いづな)を頼り、トライデントという力を手にするも作戦は失敗に終わり、新たな戦力ククリの投入によって、ついには魔界側からも戦力外通告を受ける。 のっぴきならない状況に追い込まれた夢魔だったが、ここにきて自分を陥れ、左遷(させん)しようとする魔界府に対しても憤りを覚え、その矛先は乙女戦士と、問題の首謀者であった魔界研究所に向けられる。 己の名誉挽回と野望を秘めて再び動き出す夢魔。 一方、アゲハの紹介で、龍応寺(りゅうおうじ)の魅影(みかげ)の元を訪れたアイラたちは、乙女戦士の戦いにおける三原則を教わった。7日間の修行から帰ってきたアイラたちは、間もなく街の異変を察知する。 しかし、その魔の手はすでに身近なところにまで及んでいた。